最終的に評価してくれるんは家族だけ
私が今までかけてくれた言葉で一番心に響いた言葉を紹介します。
それは「最終的に評価してくれるんは家族だけ」というものです。
これは前職の先輩社員で配属同期の方がいってくれました。
というのはですね、どんだけ仕事で成果を出して上司に気に入られても、仕事から離れたらもうお前のことを思い出す人はいない。
どんだけ周りからすごいすごい言われても、その人が死ぬ時にお前をすごいと思ってく死ぬわけなんかない。
けど家族は違う、どんだけ薄給でも自分が死ぬ時に頑張ったなっていって本真の意味の評価をしてくれる。
というものです。
自分の中で社会の底に落ちて生きる意味がねえ。ほんまに死のう。
と悩んでいた時期に思い出しました。
周りからどんだけ言われても、社会の評価が低くても、生きてて欲しい。
今の俺が好きっていうてくれる恋人がいる。親がいる。
それだけで生きてる意味あるなって。
頑張る意味あるなって。
これは一般的な社会評価を気にしすぎて辛かった私にとって何より響きました。
家族を大切にする重要さを教えてくれる言葉でもありますね。
本真に20代とは思えない名言でした。
短期離職なら絶対に休職するな!
私は絶対に休職するのはダメだと考えています。
本当に仕事から離れたいと思うなら、傷がつかない有給を取り様子見するのが一番ではないでしょうか。
なぜなら休職は今までのものすべてぶっ壊します。
仮に東大卒業であっても休職歴がつきそれを人事部が知ればもう総合職で採用はありえないでしょう。
あなたが積み上げてきた経歴、努力そういったものを全てぶっ壊す爆弾を抱えながらの就職活動をするわけです。
前職で能力が上がるのであればいいですが、➖になるわけですから、確実に新卒に負けるわけです。
もし、休職歴がなければ官僚になったり、国税専門官になったり、市役所職員になったり、大卒が新卒で行くようなところに勉強すればいけるんです。
けど、それを手に入れるための勉強を「もし職歴がばれたら絶対に内定がでない」とわかりながらすることは可能ですか?
実際には難しいでしょう。
それくらい厳しいんです。
もし、スキルがあれば別かもしれません。キズがあっても欲しい人材はいると思います。
けどあなたはどうですか?
社会人1-2年で絶対に雇ってもらえる能力はありますか?新卒と違い即戦力になれますか?
私と同じように完全にキャリアを捨てる人生になりませんか?
それが嫌なら休職ではなく退職を選択して欲しいです。
大学の学費いくらだしましたか?
数十万のためにそれを全て消す爆弾を背負いたいですか?
あの時の自分にアドバイスできるなら絶対にやめろ。
代わりに日雇いのバイトでもしろと言いたいですね。
金を払うから、休職歴を消したい(就活)
最終までたどり着いた大手企業の総合職採用は自治体を入れて4社でした。
けど結果は全て不合格。
一社に関しては残り25名中20名取りますと言われていたのに落ちました。
これはあくまで予想にすぎませんが、やっぱり大手の総合職であれば休職チェックはしていると思います。
採用にいくら金かけてんねんってくらい金かけてますからね。電話一本かける手間おしまないでしょう。
もしかしたら普通に落ちてるだけかもしれませんが、、、大手企業で人事やってる友達曰く、総合職は最低限のチェックはするとのことでした。
まぁそりゃそうですよね。
社員数万人って企業が幹部候補でとるやつで休職者欲しいわけないっすもん。
自分の価値めっちゃ落ちたなーって実感してでも休職歴はもう自分の力じゃどうやっても消せなくて、もう道が見えなくなりました。
もしすんなりやめれていたら、公務員を目指せたのに、もしすんなりやめれていたら、内定がでていたかもしれない。
そんな気持ちがありながら現実を受け入れるしかない。
本当にもう布団から動けなくなりました。
第二新卒の就活
就職活動をはじめた私はまず転職エージェントに登録しました。
ただ、そこで驚愕するわけです。
つい、2年前新卒時はですよ、ボーナス4-6ヶ月、基本給20-33万までの会社から内定がばんばんでていたわけです。
基準としてはそこですよね。
で自分の中では20万、4ヶ月くらいになるかなーと思ってたんです。
でも実際紹介される求人は「正社員で社会保険加入できるんでホワイト企業ばかりの紹介ですよ。」とかそういう基準になるわけです。
短期離職ってこういうことか、、、本気でそう思いました。
本気で失礼な言い方だとは思いますが、22年間積み上げてきたものが全部無駄になった気がしました。
大学時、就活失敗したなぁあいつって言われている人よりももっともっと条件面で言えば良くない企業ばかりでした。
でも例えば保険の営業とか不動産の営業とかなら内定は出るわけです。
でも今よりパワハラ気質と聞く業界でやっていけないだろうという気がして条件もほぼ歩合だし、断わってばかりでした。
辛くて辛くて親にも申し訳なくて、こんなことだったら大学に行かなければよかった。ってほんまに思いました。
それでも諦めずに100社は応募した気がします。
(doda転職等では、とりあえず職務経歴書を送れば応募できたので)
そしたら1-2社は大手でも最終面接、公務員も数個の自治体で最終面接までたどり着くことができました。
では一体どうなったのかというと。
仕事をやめたきつさ
診断書提出後、しばらく休職することになりました。
1週間くらいは仕事から離れれる喜びもあったんですね。
ただ、いつまでもこのままじゃいけないと思うわけですよ。そしたらですね、仕事してた時よりきついわけです。
何がきついって自分の所属が消えるんです。
今まで、どこどこ大学所属とかバイトなにしてるとかそういう所属あってこその自分じゃないですか。
気づかないうちにそこに依存してたんですよ。
周りの見る目も変わります。「今までスゲーじゃん。うちの大学からそこいけるとか。とかやっぱお前はなんやかんやで勝組。」とか言われてたのが本当に社会でゴミって言われるような無職になるわけです。
いわゆるニートですね。
この状況で楽しめる自分ではなかったです。
というか多くの人が同じ気持ちになるんじゃないかなぁー。
結果として家からでることができなくなりました。
友達からの連絡も劣等感で無視。
ごはんも底をついたんで、ずっと家にあった砂糖を舐めていきる生活を1週間くらいしたこともありました。
蟻より蟻みたいな生活でしたね。笑
自分の場合
(1) サラリーマンがいいがパワハラは嫌
(2) パワハラくらいなら勉強した方が良い
という気持ちで退職を決意し、診断書を提出しました。
だけど休職1ヶ月目には
(1) できるならまた同じようにサラリーマンがいい。
(2) それでも無理なら勉強だ。
という気持ちになったんですね。
理由は周りの友人が働いているのに自分は寝転んで砂糖を舐める生活。劣等感がすごいんですよ。
で、これを抜け出すなら再就職しかねえなって。そう思って、就活をはじめました。
ただ、私は新卒がいかに恵まれているか、休職がどんだけでかいことなのかに気づかされました。
鬱と診断されるまで。
大学卒業後、好景気の後押しから履歴書にかけるものは普通自動車免許だけでも、エントリーした10社中5社から内定を頂きました。
その中で入社したのは2ch 就職偏差値版でいえば61以上に該当する本当に有名企業の総合職でした。
就活自体には非常に満足していました。
異変が起きたのは2年目の異動後でした。
そこは離職率が半端じゃない支店でした。昨年度赴任された新人は5名中2名が異動願いを出していました。
これだけ聞けば普通じゃんって思われる企業の方多いと思います。
残り3名中2名は退職ってところで差をつけれるんですよねー。笑
でも、僕はそこ希望していました。
理由は単純、友達が多いエリアへの異動だったからです。
その時の思考は
「仕事なんてなんでもなんとかなる。いうて母数少ないし、1人残れてるしなー」
「仕事が辛いことより彼女、友人がいるところの方が楽しい」
「人間関係で困ったことなんてないし、やれるでしょ。」
っていう感じでした。
こういう根拠のない自信を持つ自分、若者の特権だったなーって思います。笑
しかし、すぐに異変が起きます。
上司がすごく合わなかったんです。
業務内容は経営に関わることのため言えませんが小学生低学年の頃をイメージして下さい。
その時算数で 1+1+2✖️2= という問題がでたとします。これ答えすごく簡単ですよね。でも+とか✖️とかって記号の概念知らないととけないじゃないですか。
仕事でいうとこのそういうルール全く教えてくれなかったんですよね。
簡単な書類なら無言で机の上に置かれます。
でもやり方わかんないじゃないですか、で過去のファイル探して参考にするわけです。
それでもわからないところがあって聞きにいきますよね。そしたら言われるんですよ、これ昨日先輩が電話で話してたやつ盗み聞きしながら仕事してたらわかるだろうが、この無能が。って。
今思えばそんな無茶なって思いますけど、社会人経験浅いじゃないですか、だから「みんなそうやって仕事って覚えるんだ、俺が無能すぎるんだ。先輩迷惑かけてすいません。」って心から思いました。
ミーティング時に「昨日は注意散漫に仕事をして申し訳ありませんでした。」と謝ったりしていました。
つまらないことですがこういうことを一日中されるわけです。
そしたら段々気が滅入っちゃいまして、ねれなくなったり鬱病の症状がではじめたんです。退職してえ。勉強してえ。2年勉強すれば何か変わるはずって考え出しました。
そんな時です。
係にいた唯一優しかった15年目の先輩が鬱病でやめちゃったんですよ。3週間で。今年異動されてきた方だったんですけど。
私の心は限界を迎えそうでした。「次の標的は私になるんだ。今以上に言われるようになる。」そんな思いがでてきました。
しかし、総合職は2年もすれば部署異動します。
耐えろ耐えろ。自分に言い聞かせました。
しかし、ある日言われたんですよそのパワハラ上司に(とまでいっていいかな?)
「お前、笑顔で仕事せえよ。」って。
全然パワハラワードでもないんですがなんか心にきちゃったんですよね。
あーもう無理だ。
感情までも支配されるのか。
なんか限界かも知れないって。
そこで周りの人、幸いにもパワハラ退職された先輩方は多くいらっしゃったんでやり方は知ってたんです。幸いなことです。
そこでの多い事例は
1 まず鬱病の診断書を出します。
2 退職届を出します。
というものでした。当然大手企業のためルールは厳しいんです。普通に退職願いを出しても長期間、引き延ばされることも多く聞いていました。(面談という形で受け取りを延長し続ける等)しかし診断書さえあれば、退職できる。
そこで私も一度病院に行ったんです。
結果は鬱といわれました。
その時は人生で一番辛いのは今だと思っていました。
しかし今思うと、その時は鬱としても非常に軽度だったんだと思います。
本当のくるしみはこの後にくることになります。(それはまた後日書かせて頂きます。)
そして退職願いと共に診断書を提出しました。
しかし、休職を促され、自分自身行くあてもなかったので休職という選択を取ってしまいました。これが大きな過ちだとはこの時は気づきませんでした。今できるならお金を返すのでこれは休職歴を取り消したいですね。。。。
また休職については書かせて頂きます。
以上が鬱へ診断されるまででした。