本当に仕事やめたい?

鬱病退職後の後悔、参考にして欲しい。

鬱と診断されるまで。

大学卒業後、好景気の後押しから履歴書にかけるものは普通自動車免許だけでも、エントリーした10社中5社から内定を頂きました。

 

その中で入社したのは2ch 就職偏差値版でいえば61以上に該当する本当に有名企業の総合職でした。

就活自体には非常に満足していました。

 

異変が起きたのは2年目の異動後でした。

そこは離職率が半端じゃない支店でした。昨年度赴任された新人は5名中2名が異動願いを出していました。

これだけ聞けば普通じゃんって思われる企業の方多いと思います。

残り3名中2名は退職ってところで差をつけれるんですよねー。笑

 

でも、僕はそこ希望していました。

理由は単純、友達が多いエリアへの異動だったからです。

 

その時の思考は

「仕事なんてなんでもなんとかなる。いうて母数少ないし、1人残れてるしなー」

「仕事が辛いことより彼女、友人がいるところの方が楽しい」

「人間関係で困ったことなんてないし、やれるでしょ。」

っていう感じでした。

 

こういう根拠のない自信を持つ自分、若者の特権だったなーって思います。笑

 

しかし、すぐに異変が起きます。

上司がすごく合わなかったんです。

 

業務内容は経営に関わることのため言えませんが小学生低学年の頃をイメージして下さい。

その時算数で 1+1+2✖️2= という問題がでたとします。これ答えすごく簡単ですよね。でも+とか✖️とかって記号の概念知らないととけないじゃないですか。

 

仕事でいうとこのそういうルール全く教えてくれなかったんですよね。

簡単な書類なら無言で机の上に置かれます。

でもやり方わかんないじゃないですか、で過去のファイル探して参考にするわけです。

それでもわからないところがあって聞きにいきますよね。そしたら言われるんですよ、これ昨日先輩が電話で話してたやつ盗み聞きしながら仕事してたらわかるだろうが、この無能が。って。

今思えばそんな無茶なって思いますけど、社会人経験浅いじゃないですか、だから「みんなそうやって仕事って覚えるんだ、俺が無能すぎるんだ。先輩迷惑かけてすいません。」って心から思いました。

ミーティング時に「昨日は注意散漫に仕事をして申し訳ありませんでした。」と謝ったりしていました。

 

つまらないことですがこういうことを一日中されるわけです。

 

そしたら段々気が滅入っちゃいまして、ねれなくなったり鬱病の症状がではじめたんです。退職してえ。勉強してえ。2年勉強すれば何か変わるはずって考え出しました。

 

そんな時です。

係にいた唯一優しかった15年目の先輩が鬱病でやめちゃったんですよ。3週間で。今年異動されてきた方だったんですけど。

 

私の心は限界を迎えそうでした。「次の標的は私になるんだ。今以上に言われるようになる。」そんな思いがでてきました。

 

しかし、総合職は2年もすれば部署異動します。

耐えろ耐えろ。自分に言い聞かせました。

 

しかし、ある日言われたんですよそのパワハラ上司に(とまでいっていいかな?)

「お前、笑顔で仕事せえよ。」って。

全然パワハラワードでもないんですがなんか心にきちゃったんですよね。

あーもう無理だ。

感情までも支配されるのか。

なんか限界かも知れないって。

 

そこで周りの人、幸いにもパワハラ退職された先輩方は多くいらっしゃったんでやり方は知ってたんです。幸いなことです。

そこでの多い事例は

1 まず鬱病の診断書を出します。

2 退職届を出します。

 

というものでした。当然大手企業のためルールは厳しいんです。普通に退職願いを出しても長期間、引き延ばされることも多く聞いていました。(面談という形で受け取りを延長し続ける等)しかし診断書さえあれば、退職できる。

そこで私も一度病院に行ったんです。

結果は鬱といわれました。

その時は人生で一番辛いのは今だと思っていました。

しかし今思うと、その時は鬱としても非常に軽度だったんだと思います。

本当のくるしみはこの後にくることになります。(それはまた後日書かせて頂きます。)

 

そして退職願いと共に診断書を提出しました。

しかし、休職を促され、自分自身行くあてもなかったので休職という選択を取ってしまいました。これが大きな過ちだとはこの時は気づきませんでした。今できるならお金を返すのでこれは休職歴を取り消したいですね。。。。

また休職については書かせて頂きます。

 

以上が鬱へ診断されるまででした。